令和4年度の地域別最低賃金額改定について

地域別最低賃金額改定の目安についての答申

第64回中央最低賃金審議会にて今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。
仮のこの目安通りになれば、賃金の引上げを検討しないといけない企業が増えてきそうですね。

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【答申のポイント】 
(ランクごとの目安)
各都道府県の引上げ額の目安については、
Aランク31円Bランク31円Cランク30円Dランク30円

注.都道府県の経済実態に応じ、全都道府県をABCDの4ランクに分けて、引上げ額の目安を提示している。現在、Aランクで6都府県、Bランクで11府県、Cランクで14道県、Dランクで16県となっている。(参考参照)


 (参考)各都道府県に適用される目安のランク

ランク都 道 府 県
埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島
北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、福岡
青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、
宮崎、鹿児島、沖縄

厚生労働省「令和4年度地域別最低賃金額改定の目安について」より